LIB 工場視察
太陽光発電のO&Mを専門に行う DeLight-Life株式会社 河口 雅志です。
弊社のHPをご覧頂き、誠にありがとうございます！
このたびトリナソーラーまで蓄電池の工場視察に行って参りました。
トリナソーラーのある中国常州市までは直行便が飛んでおり、セントレアから飛行機で2時間半で
あっ！という間に到着。まず工場に行って驚いたのはその敷地の広さに圧倒されました。
どこからどこまでがトリナソーラーの敷地かわからないほど広く、敷地内に入ってから
工場に着くまでは車で5分ほどかかりました。敷地内には、事務所棟、工場、住宅等が集まっていて
下の写真がトリナタウンの全貌です。さすが世界一のモジュールメーカーといった所です。
今回のメインは住宅用LIB(リチウムイオン蓄電池）の工場見学になります。
蓄電池工場はモジュール工場に併設されており、モジュールの製造工場も見学することができました。
モジュールの製造工場では幾重にも渡るとても厳しい品質検査が行われており、以前トリナソーラーの
委託工場の製造ラインの方から、トリナソーラーの品質検査の厳しさは日本のメーカー以上と
聞いておりましたので、実際現地に行ってみると改めて品質管理の厳しさを実感しました。
蓄電池の肝となるLIBは、パソコンや、電気自動車等で広く使われている大手メーカー製を
使用しておりました。また、６．５ｋWの大容量にも関わらず、大きさは７０ｃｍ角と
小型で、大人2人で持ち上げられるほど軽量でした。
また、メガソーラー向けの大規模蓄電池の製造も行っており、すでにアメリカの
メガソーラー発電所からの受注分の生産も行っておりました。
太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーは、CO2を発生しない環境に優しい発電方法としてはこの上ない
発電方法と私自身思っておりましたが、唯一の欠点でもある、天候により発電量が大きく左右される部分が、
産業用、住宅用の蓄電池の普及により解消され、原子力、火力発電に変わりエネルギーミックスの主役になる日も
そう遠くないと確信しました。
（メガクラスの蓄電池 内部はエアコンがガンガンに効いており快適！）
最後に、今回の工場見学をコーディネイトして頂きました、
日本人より流暢な日本語を喋り、日本人よりもきめ細やかなおもてなしの心を兼ね備えた、
ウーさん 2日間本当にありがとうございました。感謝！！！
日本と中国の関係は難しいですが、国は違えど大切なことは人対人なんだと実感致しました。
トリナソーラーのみなさんは、物づくりに対する考え方にとてもこだわりが感じられ、
中国のPVメーカーの中では、価格面ではなく品質面で勝負している唯一のメーカーではないでしょうか。
トリナさんにはPV業界のリーダーとして、今後も高品質、低価格な商品を提供し続けてください(^▽^)/
