ドローンが拓く未来~日本ドローン安全飛行推進協会の取り組み

今やソラパトの点検でも欠かせない存在となったドローン。
今回はそんなドローン利用の裾野を拡げるべく活動しているNPO法人、日本ドローン安全飛行推進協会さんの活動についてご紹介させていただきます。

ドローンを通して社会、人、環境に貢献

平成30年11月に設立された「特定非営利活動法人(NPO法人)日本ドローン安全飛行推進協会」は、現在、名古屋・福井・宮崎に支局を置き、ドローンの裾野を広げるべく、ドローン安全飛行の講習会やイベントの開催、また官公庁や企業に対してドローン活用のコンサルティング、操縦者の訓練などの活動を実施されています。

最近では農業向けに農産物などの成長剤をドローンで散布する飛行講習なども始められたとのことですが、ドローンを安全飛行できる人材の育成、ドローン利用の裾野を拡げることで、新たな産業の創出、雇用の促進などを通じて、広く社会、人、環境に貢献することを目的として活動されています。

普及拡大が進むドローンだが…

テレビ番組ではドローンが撮影した映像を目にする機会も増えましたし、建設業界でも測量や検査など、また弊社でも太陽光発電設備の点検に活用しており、時間短縮、省力化、精度の向上など、今やドローンが無いと困るくらいに定着しています。
他にも警備や物流などにも利用されており、今後はさらに広がっていくでしょう。

ドローンレースで大金を稼ぐプロ選手も登場してきています。
また、ドローンの高性能化、低価格化も進み、誰でも簡単にドローンを始められる環境は整ってきました。
しかし一方では、事故が起こったり、エリアの規制が厳しくなったりと、マイナスの情報も増え、興味はあっても始める機会を逸している方も少なくありません。

 

コミュニケーションツールとしてのドローン

そういった状況の中、ドローンと触れ合うきっかけを作るのも協会の重要な役割として、子ども向けのイベントや、ドローン練習飛行場「ドローンパーク」を運営しています。
子ども向けのイベントでは、操縦体験やプログラミングなどを行うのですが、そこで分かったことは、ドローンは優れたコミュニケーションツールでもあるということ。ドローンがあれば子どもたちはすぐに仲良くなり、教え合って遊び始めます。また、年配の受講者も増えており、中には「ドローンで孫と遊びたい」という方もいらっしゃいます。

 

ドローンで未来を担う人材を育成

ドローンの普及活動を通して未来を変える。新たな分野での活用、新たな産業の創出、災害時に人命を救うドローン、世界で活躍するドローンパイロットの輩出など、期待は膨らみます。
そういった協会の活動をエネテクグループでも微力ながら支援させていただいています。

 

ドローンパーク名古屋
名古屋市中川区にある名古屋最大級のドローン練習飛行場です。一般の方も利用でき、ドローンの貸出や個人レッスンも可能とのこと。
ぜひホームページをチェックしてみてください。

NPO法人日本ドローン安全飛行推進協会